共働き夫婦の早期教育(愚痴あり)

時間に余裕のない家庭での早期教育

日本中のいろいろなご家庭で早期教育が行われていると思いますが、それぞれに家庭環境は違っていることでしょう。早期教育には何よりも時間が必要です。時間に余裕さえあれば、多少経済的に困窮していてもどうにかなるものです。しかし、世間では往々にして、貧乏暇なしというもので、裕福でもなければ時間がたくさんあるわけでもありません。共働き夫婦の我が家も例外ではありません。私(パパ)は朝7時15分に娘たちを保育園に送って仕事へ行きます。お迎えは妻(ママ)が夕方の17時に仕事を終えて保育園に迎えに行きます。家に帰り着くと明日の支度や夕食の準備に取りかかり、私は18時頃に帰宅します。だいたい夕食は19時頃になり、お風呂は20時頃、21時前後に歯磨きなどの寝る準備にとりかかり、21時半には就寝時間です。本当は私たちも子どもたちも、もっと遅くまで起きていたいのですが、保育園からは「21時半までに就寝させてください」とのお達しがあり、そのルールを守らなければサッカー教室や体操教室などの教室ごとに参加させてもらえません。早期教育の代表といえば、ズバリ、ドッツカードなどのフラッシュカードですが、日々の生活に追われる私たち夫婦に、いつ、そのような働きかけができるというのでしょうか?ちなみにフラッシュカードの本家であるドーマン法での、一日のノルマは、5枚組のドッツカードが2セット。それを1セットにつき一日3回見せる。つまり、一日に6回フラッシュしなければいけません。そして、文字カードも同様にフラッシュするのであれば倍の12回フラッシュしなければなりません。一日に12回?ムリムリ!(汗)さらに、それらのカードのセットは一日毎に、古いカードが4枚引退し、新しいカードが4枚つけ加えられます。その準備がとても面倒臭くて煩わしいのです。朝も夜も時間が少ない我が家には到底無理なプログラムです。

ドーマン法はパパよりもママのほうが効率は良い

おそらく、この正式な手順をちゃんとできるご家庭は、専業主婦のいるご家庭です。そして専業主婦を養える家庭ということは、ある程度の収入があるご家庭ということでしょうか。羨ましい限りです。おっと、愚痴になっちゃってすいません。んでもって、まだ愚痴を重ねますが、我が家で早期教育を阻害する原因がもう一つあります。ズバリ、うちのカミさん(妻)です。我が家で張りきって早期教育をやっているのは私(パパ)だけなのです。妻は早期教育に関心がなく、フラッシュカードなんてしません。ふつうは逆ですよね?世間では教育ママのほうが多いんじゃないかなぁ。だって、教育ママのブログはたくさんあるけれど、教育パパのブログはあまりないですもん。フラッシュカードをするにあたりパパは結構不利です。なぜなら、フラッシュカードはそもそも、楽しい遊びのようなセッションでなければならないからです。実際、パパよりも子どもとの愛着が強いママがフラッシュカードをしたほうが効果が高いようです。ということで、我が家は、時間の余裕がないため十分なフラッシュをすることができないうえに、パパであるがゆえに吸収効率の悪いフラッシュカードをやっているというダメな家庭です。私の理想は、共働きで時間の余裕がなくても、パパが家事を十分にこなし、ママの家事にかかる時間をなるべく軽減して、ママが十分に心の余裕をもった精神状態で子どもたちにフラッシュカードを施すことです。現実とは違いますが・・・。

次女2歳のフラッシュカードの現状


実際、うちではどのくらいの頻度でフラッシュカードができているかといえば、本物のカードを使ったドッツカードと文字カードが一日に1~2回づつ。そして、ノート型パソコンにインストールしてあるパワーポイントでドッツと文字が1~2回づつくらいでしょうか。実は、フラッシュが滞ってる原因はパパとママの要因以外にも子どもたちの要因もあります。それは、子どもたちが、遊びなり、食事なり、お着替えなり、歯磨きなり、お片付けなり自分自身のことをしている時間です。子どもは生活の一つ一つのタスクに時間がかかってしまいます。心の中では「はやくしてくれよ!フラッシュができないじゃないかぁ」って思ってしまいますが、なんとかそれを自制するようにしています。遊びや生活のタスクを急かしてまで、フラッシュカードをするのはどうかと思うのです。その他にも絵本の読み聞かせや、家の中でする体操遊びの時間もフラッシュの時間より優先事項となっています。その意図は「フロー状態」を邪魔しないというスタンスです。このブログの最初の意気込みでは「長女のときは失敗したから、次女には教科書どおりにドーマン法をするぞ」というスタンスでした。しかし、実際はダメダメで、次女はもう2歳を過ぎてしまいフラッシュカードの対象年齢(生後30ヵ月以内)を超え始めるころです。しかし、まだまだ私の悪あがきは続きます。なぜなら、どんなに不味い下手糞なやりかたでも、やらないよりはやったほうが効果があるとドーマン先生の本には書いてあったからです。少なくとも上手く事が運ばないからといって怒ることだけはしたくないですね。

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コメント

  1. 辰子 より:

    こんにちは。父親が教育パパ、素敵だと思います(´▽`*) 父親が早期教育に熱心な方が、母親がやるより職業的なものや社会性などは伸びると何かで読んだことがあります。
    私は母親の私が早期教育に強い関心があって、父親の夫はそれほどでもないという反対のパターンです。でも、2人とも熱心でなくて逆に良かったかなと思ってます。お互いのこだわりがぶつかってガチンコ対決になったら大変ですから。早期教育はやめろ!という伴侶だとそれも大変ですが、関心が薄い=口出ししてこない、というのは、ある意味理想的な環境では?
    うちも共働きなので時間の制限のもどかしさはわかります。生活の中のすべての行動を早期教育に絡めるしかないかなと思ってます。保育園の送り迎え時には童謡を歌ったり英語で話しかけたりして言葉の発達を促す、エレベーターや階段を上がる時は必ず数を数える、家事をする時は何でもいいから子どもが手伝えることを探して手先の器用さを高める、などです。
    睡眠や就寝時間については、子どもの知能に大きな影響を与えているようで、「間違いだらけの子育て」という本に詳しく書かれてました。睡眠時間を守る今のやり方がよろしいかと思います。
    私も様々な育児書や育児ブログを参考にしながら早期教育に取り組んでいるので、これからもブログの更新を楽しみにしてます!

    • すたー より:

      辰子さんコメントありがとうございます。
      辰子さんの「2人とも熱心でなくて逆に良かった」という言葉を聞いて、目から鱗的な感じで納得してしまいました。おっしゃるように2人とも熱心だと喧嘩になってしまいそうですね。なるほど、そういう考えかたもあるのかぁ。確かに、理想的かもしれません。私も辰子さんのサイトに伺って、ブログ記事のいくつかを拝読させていただきました。なんか、考え方が似てる気がしたので、辰子さんが奥さんだったら、私は楽に家事だけ頑張って子どもたちの早期教育をまかせられるのにーとも思いました(笑)

      私も教育パパのほうが職業的なものや社会性が伸びるという記事をどこかでみた気がします。ですが、まだ、神経系が発達段階の時期の0~3歳くらいのときはやっぱりママにしてもらいたいですねぇ。パパの職業的なものや社会性の影響は、就学してからが良さそうな気がします。

      辰子さんのご家庭も共働きなのですね。やっぱり、同じ悩みを抱えているもんなんですね。うちもなるべく生活の中での働きかけのチャンスがあればここぞとばかりに刺激をあたえてます。それにはやっぱり、ある程度の育児書を読んでおかないと、そのチャンスに気が付きませんよね。嫁も読んでくれれば、その働きかけが2倍になるのにーとも思います。

      就寝時間についても、保育園には自己申告なので、嘘をついてでも遅くまで起きておくことはできるのですが、子どものしつけにも悪いし、やはり、睡眠時間は、パソコンでいってみれば、その日に得た情報をデフラグしているようなもんですもんね。私も睡眠時間の重要性を確信しているのでちゃんと守ろうと思ってます。

      私も、辰子さんのブログに遊びに行きますね。よろしくお願いします。