「小1の壁」は両親にまかせて解決

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久しぶりの投稿です。なかなかブログを書く気になれませんでした。長女の卒園や就学、仕事では年度末と年度初めの慌ただしさに加え、暖かく過ごしやすい気候となってきたためでしょうか。気持ちも身体もボーっとなってダラけ気分が抜けません。やっとのこと、おもい腰をあげて進まないキーボードをどうにか叩いています。卒園や入学にまつわるイベントがたくさんあって、書くことも本当はたくさんあったのですが、時間がたつとともに書きたい内容も忘れていってしまいました。ダメな俺です。あぁ、それと、Google AdSenseに何回申請しても落ちてしまい、モチベーションが低下しちゃってるのもあります。どなたか合格の秘訣をご伝授くださいませ。さて、ここからが、本題である子育て日記の再開です。ネタは我が家の「小1の壁」です。

小1の壁とはなんぞや

御存じのとおり「小1の壁」とは、共働き家庭が、保育園から小学校にあがる際に生じる社会的な問題をいうそうです。具体的には、保育園の預かり時間と小学校または学童保育を含めた預かり時間の違いにより、子どもが家で一人で過ごす時間がふえることなどがあります。

うちの場合はどうだったかというと、祖父母を含め、皆で協力して乗り越えました。幸い私の実家は徒歩圏内であり、嫁の実家も車で15分程度の距離なので、学童保育のお迎えは二人の祖母が担当し、家で一人で居させることはありませんでした。そして次女の保育園のお迎えは、パパとママのどちらか行けるほうが連絡しあって行きました。

それくらいの障壁は想定内

先ほど、お互いの両親が近くに住んでいることを「幸い」と書きましたが、実は「幸い」ではありません。結婚するまえから、おおよその予測をたて、あらかじめ選択しておいた当然の結果です。「小1の壁」を精確に予測し計画したものではありませんが、共働き夫婦が親元から遠く離れてはいけないことくらい、なんとなく直感でわかりますよね。就活するときに、地元を大きく離れなければ、結婚相手は地元の子を選ぶ確率が高くなり、おのずと両親は近所になります。両親が近所に住んでいれば子育ての際、協力が得られます。その恩恵は非常に大きく、もし互いの両親が近所であれば、その経済的効果は最大限に発揮されることになります。

子育てに協力的な両親の恩恵と経済的効果

大型連休ときの帰省費用はけっこうバカになりませんよ。さらに、両親と良好な親子関係を築けていれば、結婚して子供が居ながらにして、独身並みとまではいきませんが、プライベートを充実させることができます。ライブや飲み会などの遊びに行くときは預かってもらえばいいですしね。プライベートを十分に楽しんだパパとママは、ストレスが少ない状態で子どもと接することができ、余裕をもって愛情を注げます。親のストレスは子どもの情緒に思いのほか影響を与えるものです。自分の人生を健全に楽しんでいる様子を小さい頃から子どもに見せることは、子どもの嗜好傾向や安定した情緒を育むと思います。それらはお金に代えがたいものがあります。

また、両親にとっても良い影響があります。老後を控えた両親に、孫の面倒をみるという生きがいを与えることです。それは老化による心身の能力低下を遅らせることになります。一番ボケ防止に良いことは、脳トレや習い事をすることより、自分以外の誰かの世話を焼くことです。子どもは体力があるので、子どもの遊びについていくためには心身ともに元気でいなくてはなりません。それは介護費用の軽減につながります。

子どもにとっても良い影響があります。本気で接してくれる人間が増えるので認知発達の面でも有利です。もし、両親の協力のない核家族だったらどうでしょう?仕事で疲れ果てたパパとママは、本気で子どもに接する気力と体力は残ってないかもしれません。あったとしても、ごく短時間ですし、疲れていればイライラすることも多くなり子どもに良い影響を与えません。

親元から離れてはいけないようにできている

話しはそれましたが、親側からみた「小1の壁」は核家族ならではの問題です。一昔前のように、専業主婦や同居の両親がいる家庭では、その影響は少ないようです。であれば、親元からあまり離れなければ「小1の壁」問題の半分は解決です。要は子どもが生まれるまえからちゃんと考えていたかどうかです。大学を卒業するあたりから、自分の老後を含めて将来の人生設計をしておかなきゃでしょう。それも数パターン!アクシデントも含めて!

そもそも、私の持論なんですが「生物は自分の足で行けないところには行って(住んで)はいけない」と思います。でないと、人生のアクシデントに対応する柔軟性が乏しくなります。人間が類人猿だったころより、何世代もかかってアフリカから世界各地に散らばっていったように、長大な距離は、ちょっとずつ世代を重ねることでしか移動してはいけません。今でこそ、車や飛行機を使えば何百kmなんて一瞬で移動できちゃいますけど、なじんだ空気や環境というのは一瞬で適応できちゃうものじゃなく、無意識のレベルで少しずつストレスや何かしらの不具合として蓄積してしまうような気がします。「小1の壁」はそんな不具合の一つではないかと、私は捉えています。

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