オメガ3の効率的な摂取方法

kari24

シナプスの過剰形成期と刈込現象

遅ればせながら新年初めての久しぶりの投稿です。最近、うちの食卓に大発見がありました。子どもたちに摂取させたかったけど何かと問題のあった栄養素をスムーズに効率的に摂取させる方法をあみだしたのです。その前にひとまず脳のお話をします。脳の神経細胞のシナプスは3歳までは過剰形成期なのでどんどん増えていきます。そして、その時期が過ぎると、今度はあまり使用頻度の少なかったシナプスの神経細胞は死んでいきます。これをシナプスの刈込現象といいます。ですので、シナプスの刈込期に入る前にいろいろな刺激や働きかけをすることが大事なのですが、神経細胞を構成する材料の質を高めることも大切なのかなと思います。百何十億ある脳の神経細胞がそれぞれお互いに、いろいろなところに手足を伸ばして複雑な回路を形成しても、その回路の材料が粗悪品であれば多動やうつ、精神障害になりやすくなるとも限りません。では、その良い材料とは何のことなのでしょうか。

神経細胞の良質な材料とは

神経細胞も細胞の一つなので細胞膜があります。細胞膜はリン脂質、いわゆる脂肪でできています。そして、その材料でもある脂肪酸の質を上げることがすなわち神経細胞の質を上げることになると思います。まぁ、一昔前から言われていたことですが、青魚に含まれるDHAやEPAなどのω3系不飽和脂肪酸をたくさん摂ったら頭が良くなりますよみたいな感じです。ω3の脂肪酸は、同じ必須脂肪酸であるω6と代替できるのですが、ω6よりも細胞膜の流動性が良く、柔らかな細胞膜を作るので複雑に入り組んだ樹状突起や軸索(いわゆる神経細胞の手や足)において、スムーズに手足を伸ばしてシナプスを形成することができます。是非とも幼児期には積極的に摂取したいものです。

良いものだが摂りづらいオメガ3

しかし、なかなか毎日の食卓に魚をのせることはできません。共働きな夫婦にとって魚をグリルで焼いて、さらにグリルを洗うところまでするのは手間がかかります。また、魚料理をだしたところで子どもが食べないことも結構多いです。さらに致命的なことに、そもそもω3は非常に酸化しやすいので焼いたり煮たり熱を加えるとすぐに流れ出したり壊れたりします。一番摂取効率の良い魚料理は刺身ですが幼児はなかなか刺身は食べません。そこで最近では、魚油と同じω3の脂肪酸を多く含む油を「亜麻仁油」や「えごま油」から摂ろうという風潮があるようです。使い方は魚油と同様に、酸化しやすいので熱を加えないようにドレッシングに混ぜてサラダにかけて食べるのが一般的で、我が家でもずーっとそのようにして使ってきました。でもでも!これもあまり子どもたちは食べませんよね。なぜかというと、亜麻仁油もえごま油も匂いが結構きつくて、ゴマドレに混ぜようとシーザードレッシングに混ぜようと、そのドレッシングの元々の味や匂いが台無しになるくらい強烈なんです。普通のドレッシングのサラダなら大好きな子どもたちも、それらの油を混ぜるとあまり食べなくなります。そもそもω3はどの油も匂いが結構きついみたいで、魚油もそうですよね。ちなみに私が勤務している病院の病棟でEPAという薬(中性脂肪を下げる効果)、これもω3で魚油から作られているのですが、この薬を病棟でぶちまけてしまった人がいて、病棟中がいっとき魚臭いにおいに包まれて酷い惨状になったことがあります。

低温圧搾一番搾り エキストラ バージン フラックスシード オイル(亜麻仁油) 170g (first squeeze extra virgin flaxseed oil)1本 創健社 えごま一番 (しそ油) 270g

子どもも喜んで食べる亜麻仁油入り納豆

しかし、最近、我が家で「亜麻仁油」の良い使い方を発見しました。ズバリ、引き割り納豆に混ぜることです。まぁ大前提として「納豆が好きである」ってことが条件ですが、ほとんどの子どもは納豆好きですよね?うちは上の子(6歳)も下の子(2歳)も納豆は大好きで、ほとんど毎朝食べて保育園に行きます。引き割り納豆も、ω3の油に負けないくらいの匂いを放ちますので、亜麻仁油の匂いも掻き消されるってことなのでしょうかね。そして何よりも、簡単で手間いらずなのです。冷蔵庫から納豆のパックを取り出して、付属のタレと亜麻仁油を垂らしてかき混ぜるだけ!魚やサラダのドレッシングで摂るよりも簡単でしょ?なので、娘たちはこのところ毎日、亜麻仁油入りの納豆を食べています。これで、やっと、亜麻仁油入りのドレッシングから解放され美味しいサラダを食べることができるようになりました。下の子は、もうすぐ2歳になりますが、まだまだシナプスの過剰形成期が続きます。これからもどんどんω3の脂肪酸を摂取して良質な材料で構築された健全な神経系にたくさん刺激を入れていきたいと思います。蛇足ですが、神経細胞の良質な材料の話しとしてトランス脂肪酸も見逃せない話題ですよね。トランス脂肪酸は動脈硬化を促進しやすく心臓病や認知症になりやすくるなるのはもちろんですが、子どもにおいては学習障害や情緒障害も指摘されています。良い油の積極的に摂取し、トランス脂肪酸のような悪い油の摂取は抑制するということも子育てには必要な気がします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

コメント

  1. 納豆うちの子好きなんで、ちょっと試してみようと思います。
    応援しておきました。ポチッ

    • すたー より:

      矢田様、コメントと応援ありがとうございます。とても励みになります。
      ぜひ、ω3オイル入り納豆を試してみてください。うちの子たちは今日も食べましたよ。
      あんまり欲張ってどっさり入れると、さすがに納豆でも風味を隠しきれなくなるのでおすすめは付属のタレと同じ分量くらいです。