保育園最後の運動会

運動会は成長がわかりやすい

先日、保育園の運動会があり、年長さんの長女「はな」にとっては保育園最後の運動会となりました。はなはちょうど1歳から保育園に通い始めたので、毎年開催される運動会では、一年ごとにその成長を目の当たりにしてきました。しかし、やはり最終学年となると一段と感慨深いものですね。我が子だけでなく、乳児の頃から、一緒に成長をみてきたお友達も、我が子と同様にたくましくなった姿を目の当たりにすると感涙ものです。1歳や2歳のときはママがはなれて見ているだけで泣いて競技どころではありませんでした。3歳でやっとママがみていても泣かなくなり、4歳の年少では決められたルールに従うことができるようになり、踊りやかけっこなども競技としての体裁が整うようになりました。年中の5歳では競技も迫力がでてきて力強くなり、年長にもなるとさらに磨きがかかって動きが器用で巧みになります。

先生がたにも恵まれました

特に印象的だったのが、園長先生の最後のお言葉でした。悪天候が予想されていて、どう転んでもいいように夜遅くまで話し合いをし、準備を整え、結局、当日は雨だったのですが、悪天候のなか、子どもたちが思いっきり頑張れるように取り仕切ってくれた職員を「最高のメンバー」と涙して労った園長の言葉に保護者達はみな貰い泣きをしていました。そんな熱心な先生たちをみて育った園児たちは、どんな特殊な教育方法をされている保育園や幼稚園よりも子どもたちに良い影響を与えたのではないかと思っています。私は今まで何度も、娘を近隣の教育熱心で有名な幼稚園(ヨコミネ式)に通わせようと考えていたのですが、今回の運動会をみて、本当に、この保育園でよかったと思いました。

やはり保育士は子育てのプロ

ともすると、親は我が子とよその子を比べてしまうものです。私もそのような親のひとりで、「うちの子が、○○ちゃんよりも~ができる」とか「○○くんよりも~が上手」だとかすぐに考えてしまいます。子ども同士を比べること自体が、子どもの成長に良い影響を与えないとわかっているのにもかかわらず、そのような考えや言葉があらわれてしまうのです。ところが、娘たちの通っている保育園は、「子どもたちを比べずに一人ひとりを見る」という方針が、ことあるごとに感じられるのです。みんな良い先生方ばかりで、そのような先生方に見守られて園児たちは毎日楽しんで保育園に通い、運動会の練習にも励んでいました。子どもたちを良い方向に導いてくださる先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

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