読み聞かせの補助はオーディオCD

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オーディオCDは経済的な教材

以前のブログ「ドラマCDは言語理解能力を高める」の続きです。そのときに購入した「星の王子様」(80分3000円)は全部聴き終えてしまったので、お次はオーディオCDの「エルマーのぼうけん」全巻セットを買ってしまいました。本のほうの「エルマーシリーズ」は全巻3冊とも持っていて、長女が5歳になったころから、少しずつ読み聞かせをしていたので、オーディオCDは必要ないかなと思っていたのですが、やっぱり言語理解能力をもっと高めるためには、繰り返し読み聞かせをする必要があるだろうと思い、CDのほうも購入しました。それに、エルマーの本は1冊でも110~120ページあるので読み聞かせをするにはとても大変で、時間もかかるし声も嗄れてしまって、親もひどく疲れてしまいます。でも、オーディオCDならば楽ちんで何回でも好きなだけ聴かせることができます。それにしても、CD5枚組243分で2700円はリーズナブルですよね。毎月の月謝に高い金額を支払って、週に1回程度の幼児教室や知育教室に通わせるくらいなら、現在発売されている全ての子供向けオーディオCDを買って、毎日、保育園の送迎時の車の中で聴かせるほうがよっぽど経済的で効果的なような気がします。通わせたことがないのでわからないですが、幼児教室の月謝が約15000円だとして、年間で18万円。これだけの金額があれば、全部の子供向けオーディオCDを揃えることくらいわけないです。

超側頭野は言語理解を担う

最近読んだ「MRI分析でわかった東大脳になる勉強法」によると東大生の脳はほかの一般人に比べて、左側の超側頭野(20野)が桁違いに発達しているそうです。そこは脳のなかで言語理解能力を担う場所であり、現役東大生の脳画像鑑定をおこなったところ東大生は共通してその部位が発達していたそうです。また、アンケートと一人一人に面談をおこなって調べた結果、「幼い頃から本を読むことを習慣にしていた」ということも共通しており、幼いころから両親に読み聞かせをしてもらっていたということです。つまり、超側頭野を発達させるためには小さいころから読み聞かせをしてあげる必要があります。それは、オーディオCDでも代用が効くと思われます。そりゃ、一番良いのはパパやママが子どもの傍らで気持ちを込めて語りかけをすることが一番だとは思いますが、共働きの夫婦にはあまり時間に余裕がありません。うちではパパとママの読み聞かせで足りない部分をオーディオCDを使って補っています。

得意な脳部位の迂回する脳回路

しかし、言語理解能力が高いだけで、広い範囲から出題される入試問題をカバーできるのかとと疑問に思われるでしょう。幼児教室であれば、空間把握や記号操作まで面倒をみてくれるから有利なような気がします。ですが、高い言語理解能力を発揮する超側頭野が発達していれば、本来、空間把握や記号操作が得意な脳部位を迂回して、得意な超側頭野を経由して問題を解くことができるそうです。たとえば、数学の数列が苦手であれば、数式で表現する前に、自分の得意な言葉にして理解し、言葉を扱う感覚で数字を操作するのです。それは本当に数学が得意な人の解き方とは違って、言語理解に働く脳部位に情報を迂回させて問題を解決するということです。受験程度の問題で、数学者のように新しい定理や法則を発見したり証明したりするのでなければ、そのような問題解決法でも良いように思います。

余裕もった受験生活は聴覚理解から

オーディオCDで発達するのは言語理解のなかでも主に聴覚理解です。前出のアンケート結果にも表れていたことなのですが、東大生は小・中・高と学校の勉強は授業時間内でほぼ理解していたそうです。このように学校の授業を学校にいる時間内に完結させられるのは聴覚理解が優れているからこそです。なので言語理解能力の優れた生徒は、帰宅後、ガミガミ教育ママの元に育ったガリ勉学生に比べて、比較的余裕のある受験生活をおくることができるでしょう。そして、趣味活動や自分の興味のある事柄にも時間を割くことができるので、受験勉強だけでは培われない本当の意味で人生に必要な知識や経験が身に付くのだと思います。さて、次なるオーディオCDのラインナップはもう決めてあります。「赤毛のアン」「若草物語」「ガリバー旅行記」「親子できこう、子ども落語集(全巻)」です。おそらく全部揃えたとしても2~3万以下でしょう。しかし、将来の子どもの能力は幼児教室に通わせるよりも高いものとなるでしょう。そりゃ、幼児教室もオーディオCDも両方できればいいですが、共働きの家庭で、お金をかけずに最大限の効果を狙うなら絵本の読み聞かせとオーディオCDの組み合わせが良いと思います。

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