3歳2ヶ月の絵本読みの現状
私はフジテレビの番組「エチカの鏡」でヨコミネ式教育が取り上げられた放送を動画サイトでみたことがきっかけで早期教育に興味をもちました。なので、考え方がヨコミネ式をはずれて、ドーマンメソッドに変わった今でも我が子の発達の段階がどの程度なのかという物差しは「ヨコミネ式」で教育された子どもたちが基準となっています。そのチェックは、「ヨコミネ式 子供が天才になる4つのスイッチ」を読み返したり、ヨコミネ式の保育園の様子を動画サイトで確認したりして娘の発達段階と見比べています。
今日で3歳2か月を迎える娘ですが、1歳10ヶ月くらいから文字のフラッシュカードをしていたので、ヨコミネ式の子ども達を参考にすると、予定では3歳前に絵本の一人読みが出来ているはずでした。平仮名はマスターしており、現在は片仮名と濁音、半濁音を教えているところですが、いっこうに絵本を一人読みする気配がありません。また、2歳後期より漢字などを含む文字カードは定着率が悪くなっています。
記憶や理解の仕方が変化した?
単語が一つ一つの文字で構成されているということを理解するようなり、単語をそのまま画像として捉えて記憶するような原始的な能力が低下していると思われます。人間(生物)は最小限の努力で事を成そうとする。理解するのに便利な道具(方法)があればそれを使用する。抽象的な概念を文字や数字などの記号を使って理解する能力や、原因と結果から推論的または論理的に物事を理解する能力が発達してきた反面、知覚したものをありのまま吸収するという能力が衰退してきているということでしょうか。前者は生物にとって省エネであり、後者はそうでないから発達上しかたないのかな。
フラッシュカードよりも絵本?
絵本の一人読みに話は戻りますが、今までは絵本の読み聞かせを一日平均2冊程度であった。しかし、文字レベルから単語、文レベルで読ませるには一日2冊では全く足りず大量の読み聞かせが必要だと感じた。そこで、先日、娘とBook Offを3店舗まわって100~250円の絵本を10冊買ってあげた。これまで何を買ってあげるよりも娘は大喜びだった。絵本代をケチったばっかりにこうなろうとは、もっともっと早くからやってあげるべきだったと悔やまれる。様々な教育本を読みあさってきたが、フラッシュカードやドリル勉強などの早期教育は、教育本によっては肯定の意見もあれば、反対の意見もあり、意見がわかれていた。しかし、絵本の読み聞かせだけはどの教育本も共通して奨励される教育方法であった。