2歳0ヶ月のフラッシュカード進捗状況
文字のフラッシュカードをはじめてもうすぐ2か月になります。なかなか文字カードを作る暇があまりないですが、ここまでどうにか50枚くらいは作ってフラッシュできたと思います。しかし、本に書かれてあるような正式なプログラム通りのフラッシュを一日にできたことはありません。圧倒的にフラッシュのセッションが少ないです。それでもなんとか仕事に行く前と、仕事から帰って寝るまでのあいだに1回ずつはするようにしています。ママも手伝ってくれたらフラッシュの回数が稼げるのでいいんだけど、今のところママはフラッシュカードをはじめとした早期教育には興味がありません。今回、今まで作りためた文字カードに新しく「が」「は」「を」「と」「の」「に」「で」などの助詞を追加しました。これで新しく文章を作り「お話ゲーム」と称して順番にフラッシュすると、いままでのようにただ文字を羅列してフラッシュするよりも娘は喜びます。自分の知った名前や場所、お友達が文章に登場すると楽しいみたいです。今後はさらに「ゆっくり」や「明日」などの副詞や時制を追加すると、もっと楽しくなるでしょう。
正式なプログラム通りにはいきません
この助詞を含めたカードで文をつくってフラッシュするというのは、正式なプログラムでいえば、ステップ4ということになります。「赤ちゃんに読みをどう教えるか」には読みを教えるまでの行程を次の5段階に分けて勧めていきます
ステップ1 単語
まずは名詞からはじまりますが、とくに一番最初は「お母さん」「お父さん」「(子どもの名前)」や「手」「足」などの「身体の部分」から始めるのが良さそうです。次に「テーブル」「テレビ」などの「家の中にある物」、「持ち物」「食べ物」「動物」にすすみ、「座ります」「立ちます」などの動詞が加わります。どのような単語であれ子どもが実際にわかっている単語が反応が良さそうです。
ステップ2 二語文
今まで名詞だけで構成されていたカードに、新しく形容詞が加わります。例えば、「青い」「赤い」などの色や「大きい」「長い」などの大小の比較の形容詞です。そして、「きれいな」や「ゆっくりと」などの形容動詞や副詞もはいるでしょう。つまり修飾語が加わります。
ステップ3 短文
ここから、助詞の「が」カードを新しく加え、主語と述語で構成される短文を作ります。たとえば、「ママ」「が」「食べます」などです。1回のセッションにこの短文は5種類必要なので「が」カードも5枚用意する必要があります。
ステップ4 文章
そして、私たち親子が今回始めた段階がこのステップ4です。「を」「で」「に」「の」などの目的語や所有格をあらわす助詞がさらに加わります。もう、ここまでくるとカードを作るのに加えて文章を考えて、その順番通りに用意するという準備自体にかなりの時間を割かれプログラムもグダグダになります。そして、さらに面倒臭いことに同じ文章を重複させないということにも気を使わなければならないので、私の場合も、ステップ2からはステップ4まではその境がはっきりしません。ほかのご家庭も同様なんじゃないですかねぇ。
ステップ5 本
ここで誤解してしまいそうになりますが、この「本」というのは市販されている絵本のことではありません。カードと同様に手作りの絵本になります。だって、その本の条件が「50~100の単語で書かれて、1ページにつき文章は1つで、文字の大きさが2cm以上で文章のページをめくると挿絵のページがくるようにする」となっているからです。そのような条件ぴったりの絵本が市販されているわけないですから、現実的には手作りということになってしまいます。おそらくこのステップまで行ける家庭はないと思います。いや、「家庭保育園」はここまで用意してくれてるのかな?それなら羨ましいです。やっぱりお金の力は偉大だ。そりゃ、親の年収と学力が比例するわけだ。
とにかく、はやく、はなに「本」という最高に楽しい世界を味わって欲しい。本を読めることは幸せなことだから。ちなみに、下の写真は机に顔を乗せて眠ってしまったところです。突きたての餅みたい。