下っ腹がでた「ぽっこりお腹」にはヨガ

ヨガのteacher trainingの結果報告

久しぶりのブログです。最後の投稿をみると、去年の8月ですよ。久しぶりって言う言葉では言い表せないくらい期間があいてます。このブログはもう閉鎖してしまったのかと思ったかたもいらっしゃると思いますが、そもそもブログ自体にたいしたアクセスがないので勘違いでしょう。

久しぶりの報告として、今年の2月に晴れてヨガインストラクターの資格試験に合格しました。去年の10月くらいからヨガインストラクターの資格をとるために時間をとられてしまい、ブログを書く時間の余裕も、心の余裕もありませんでした。と言い訳をいってみる。心と体の豊かさを得るためのヨガとはなんぞや!ぜんぜん余裕がないやんけ!まぁ、それとは関係ないですがヨガにもいろいろ副作用はあるようです。

合格してさらに3ヵ月近く経過してしまいましたが、毎回ながら再度、ブログを投稿していこうと決心した次第です。ブログの内容も「お金をかけずに勉強と運動神経の良い天才児を育てる」からかけ離れていく方向で進みたいと思っていますが、子育ての気持ちは今でもタイトルどおりなのでそのまま継続します。

ダイエットで下っ腹は引っ込まない

さっそくですが、今日の話題は、下っ腹のでた「ぽっこりお腹」についてです。おへその上らへんから恥骨のところまでのでっぱったあれです。全国津々浦々にダイエットをしてるかたはたくさんいると思います。ダイエット、とくに体重を減らしたり、脂肪を減らすには間違いなく糖質制限が確実です。しかし、体重が落ちて身体があるていど痩せてきてもなかなかお腹の贅肉ってとれていかないものです。現に、すごく痩せたかたでも「脱いだらお腹ポッコリなんよ~」っていうお話をいろいろなかたから聞きました。糖質制限でダイエットに成功しても「ぽっこりお腹」って改善されましたか?また、同じように糖質制限以外の運動系エクササイズでダイエットが成功したかたも「ぽっこりお腹」って改善してませんよね?その成功したダイエット方法をながーく続けていけばいづれは「ぽっこりお腹」も改善されることと思いますが、いつまで続ければいーんだって話しですよね。また、ネットで検索しても体幹とか腹筋を鍛えるエクササイズばかりが紹介されています。

ヨガを続けている人にポッコリお腹の人はいない

実は、痩せることと、下っ腹がへっこむ(ぽっこりお腹がなおる)ことは、あまり関係がないみたいです。私も前々から不思議に思っていました。お腹まわりの腹筋群(腹直筋、腹横筋、腹斜筋)を鍛えてもあまりへっこまないのはなぜだろうと。しかし、ヨガのティーチャートレーニングに参加して気づいたことがあります。ずばりヨガをしている人は「ポッコリお腹」が少ないことに。でも、どうして、ヨガをしているひとは「ぽっこりお腹」が少ないんだろう。ヨガを初めた当初はわからなかったのですが、だんだんとヨガの練習を重さねるにつれて、ヨガの他のエクササイズやスポーツにはない、独特な動きに関係があると気づいたのです。それはヨガの動きが腸間膜の弾力性を健全にするということです。

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ポッコリお腹の原因は伸びきった腸間膜

腸間膜とは、腹部の消化管のうち、腹腔の背中側の壁(後腹壁)にくっついていない小腸と大腸の一部を後腹壁につなぎ止めている膜のことです。この膜は後腹壁から血管、リンパ管、神経を消化管へつないでいるので、内臓脂肪が蓄積する場所でもあります。内臓脂肪は皮下脂肪に比べて血管に近い場所にあるのでダイエットの効果がすぐにあらわれやすい場所です。今回のお話は、腸間膜についている内臓脂肪ではなく、腸間膜自体の弾力性についてです。

よく牛や馬でみるでしょ?牧場や動物園で、お腹が地面に垂れ下がっている様子を。それくらい内臓は重たいのです。四つ足動物と違って、人間は寝ているとき以外は、頭がうえ、足がしたの姿勢をとる時間が多いので、腹腔臓器はダランと骨盤のほうに垂れ下がります。それにひっぱられるように腸間膜も引っ張られると私は思います。いくら、腹腔を包む腹膜や、外壁のように存在する腹筋群があるとはいえ、腹腔臓器はそれ自体が自重によって骨盤底のほうへ落ち、下方に偏ってしまいます。腹腔の下のほうは密度が高くなり、とどめきれなくなった臓器が柔らかい前方に膨隆してしまう。それが「ぽっこりお腹」ということです。

ヨガで弾力性のある腸間膜と取り戻す

ペターっとしたスリムなお腹になるためには、たとえ、上腹部にある腹腔臓器も臓器それ自体の本来あるべき位置、その空間で居留まってくれないとダメなのです。健全な腸間膜はその役割を果たします。どんな軟部組織もそうですが、重いものをを吊った組織は引き伸ばされ弾力性を失います。逆に、吊っている組織と反対側の重いものの下にある組織も、短縮して弾力性を失います。では、なぜ、ヨガのポーズが良いかというと、ヨガの動きは他のエクササイズやスポーツに比べて、内臓を縦や横、斜め、お腹側、背中側に揺り動かしたり、捻じったりするポーズが多くあるからです。引き伸ばされていた腸間膜は短縮し、短縮した腸間膜はストレッチされます。断続的にいろいろな方向に縮んだり引き伸ばされた腸間膜は、血流量を増加させ周囲の代謝を活性化させます。血流が行きわたると内臓脂肪は燃焼され、組織も新しいものに置き換わります。引き伸ばされて薄くなった部位は組織を厚くし、短縮してしまった組織はストレッチされて柔軟性になり、それぞれに弾性を取り戻すことでしょう。

疲れたので「まとめ」てきとー

そもそも、皮下脂肪が垂れ下がっている人は論外です。まずは糖質制限をして内臓脂肪からなくしましょう。そして徐々に皮下脂肪が少なくなるまで糖質制限を続けてください。私が言っているのは、ある程度痩せているのに、「ぽっこりお腹」が治らないひとが対象です。

なので、「ぽっこりお腹」を改善させるための条件としては、①皮下脂肪と内臓脂肪が少ないこと。腹腔臓器の重さを軽くするのは大前提ですし、脂肪のついた腸間膜には弾力性がありません。②腹筋群が引き締まっていること、③腸間膜の弾性が保たれていること

糖質制限をしても「ぽっこりお腹」が改善されない人は①と③が問題になっています。運動をして痩せて、ある程度腹筋がついても「ぽっこりお腹」が改善されてないひとは③が問題になっています。

ちなみに腹筋ローラーは、動きがヨガのダウンドックに近いので、これも「ぽっこりお腹」には効くと思います。しかし、上腹部にスペースをつくり腸間膜の弾力性を取り戻して引き締めるにはヨガが一番だと思います。

ちなみに、これらの記事は私の考えた推測なのでなんの根拠もありません。でもたぶん当たってると思いますよ。

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