就学をひかえ卒園まぢかの長女

最近の私のブログは子育てや早期教育についての一般的な話題や考えを綴ったものが多かったので、たまには子どもたちの日記的な様子も書いていこうと思います。

長女はもうすぐ小学1年生

長女のはなは6歳2か月で年長さんです。今年の4月からは新一年生となり保育園生活も残すところあと1か月となりました。保育園のある場所は、住んでいる場所と校区が違うので、仲良かったクラスの大勢のお友達と、お別れの日が刻一刻と近づいてきています。はなもそれがわかっているのか寂しい気持ちがあるようで、人生で初めてのお別れを経験することになるでしょう。

保育園では3月の初旬ごろにある卒園式の練習で忙しいみたいです。卒園式ではシュプレヒコールや「カントリーロード」の合奏をするそうです。はなは3歳の終わりからピアノを習い始めたので、保育園でも音楽が得意のようで今回は一人だけ鉄琴のパートを任されました。先生曰く、遊びの時間なのに熱心に練習していて、その集中力がすごいそうです。おそらくフロー状態にはいっているのでしょうね。家でも電子ピアノを鉄琴にみたてて、鉄琴のパートを練習しています。

勉強や運動よりも音楽のほうが好きなのかな

鉄琴パートに任命されてから、はなに変化がありました。それは、ピアノ教室で出された課題を家で練習するときに、嫌がらなくなったことです。鉄琴を通してピアノが好きになってきたのかな?それと、今まで地道にやってきたピアノ教室の宿題が成果を出し始めたみたいで、楽譜を読むスピードが速くなったっていうのもあります。ここ1か月は毎週、課題のバイエルを17番、18番、19番と続けて合格しているのです。ピアノを全く弾けない私と妻は娘を尊敬のまなざしでみています。家では毎日のように歌っては踊っています。ひと時も黙っていません。唄ってない時間がないくらいです。

就学までの目標と保育園でやり残したこと

当初、私が3年くらいまえに掲げていた目標は小学校入学までに、「跳び箱8段」「逆立ち歩き」「三点倒立」「算盤のパッチトレーニング全6巻」「バク転」「ブリッジ後転」「小2の漢字」「ダブルダッチの出入り」「絵本の一人読み」「連続逆上がり」「自転車」ができるようになることでした。残りひと月ですが、結局、そのいくつかは間に合いませんでした。

◎「跳び箱8段」

8段は余裕で10段が跳べそうなくらい隙間があるそうですが保育園には8段までしかありません。体操のコーチが言うにはフォームがきれいらしいです。今は台上前転を練習しているみたいですが、跳び箱でハンドスプリングまでしてほしかったです。

△「逆立ち歩き」

ヨコミネ式の幼稚園ではみんなやってますよね。だから、到達目標として設定しました。でも、娘が通っている保育園は逆立ち歩きのカリキュラムはありませんから、家で独自に練習しています。今のところ10歩が最高記録です。さきに三点倒立を完璧にしたほうが近道な気がしてきたので、しばらくは三点倒立を重点的に練習します。ちなみに三点倒立は保育園で一番上手だそうです。

△「算盤のパッチトレーニング」

5巻があと7ページで終わります。ですが全6巻には間に合わないでしょう。週に1回くらいしか時間を割けないので進度が非常に遅く、そして時間が空くので前回憶えたことを忘れてしまうため、さらに効率の悪い感じでした。せめて週に2回できてたら入学までに終わっていたと思います。結局、「真の数」を認識できずに失敗に終わったドッツカードも、数字への苦手意識があまりないという意味では、やらないよりはやったほうがよかったと感じています。私のように数字が苦手になっちゃうと受験で大変です。

×「バク転」

年に数回しか練習する機会がありません。なぜなら安全のために布団をしくなど準備に手間がかかるからです。1か月前に体操マットを買いましたが子どものママゴトの家になってます。バク転ができるようになると、ダンスやダブルダッチなどのアクロバティックなスポーツをするときに重宝されます。子どもの自己肯定感を引き出すには「バク転」という運動ができるようになることが一番の近道だと思います。それはどの世代の子どもたちにも永遠の憧れとして映るからです。

△「ブリッジ後転」

立位からバックベンドでブリッジになれます。そのブリッジの状態から両足を蹴りあげて後方に回転し頭を越えて着地するのですが、今のところ軽く触る程度の補助をしないと回れません。続ければ来年にはできそうな感じです。この技も、女の子らしい新体操的な動きなので、できたらカッコいいです。女の子なら是非とも身につけたい技ですね。

△「小2の漢字」

小1の漢字に比べて1文字で意味が収まらない漢字が多く、また「計画する」「理科」など、まだ知らない単語があるので覚えにくいみたいです。なぜ、早く漢字を憶えさせたいのかというと、一日でも早く楽しい本の世界に入って欲しいからです。そして、内容を話し合ったり感想を言い合ったりして、その喜びを共有したいのです。知への扉を開くには、まずは漢字を覚えることからはじめないといけないと思っています。嫁は本を読まないのでその共有ができません。本はどんなゲームや嗜好品よりも依存性が強いので一度ハマってしまえばこっちのものです。今はママ寄りの娘たちも、知への扉が開かれてしまえばパパ寄りになるでしょう。「ママ好きからパパ好きへ」その野望を虎視眈眈と狙っています。

△「ダブルダッチの出入り」

一本の長縄に自分のタイミングで入って出ることができますが、ダブルダッチはまだ跳べません。っていうか、練習ができる環境にないです。ダブルダッチは2本のロープを交互に回すので、ダブルダッチの経験者が私以外にも、もう一人必要ですが嫁は回せません。そこから育てる必要があります。初めてこのブログに登場した言葉ですが、運動能力の発達におけるダブルダッチというスポーツの有効性はいずれブログにも書く予定です。

◎「絵本の一人読み」

未就学児が読むような絵本はかなり流暢に読みます。今は「かいけつゾロリ」や「エルマーの冒険」程度の長さの1~2年生向けの本を読み聞かせしています。私が小学校のころに読書が好きになるキッカケとなった「ズッコケ3人組」シリーズをはやく読ませたいです。でも、そもそもズッコケシリーズって女の子が読んでも面白いのかな?それだったら、「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズや「ハリーポッター」シリーズのほうが読みやすいのかな?年長も終わりになると、まわりの子どもたちも字が読めるようになっているので、欠陥だらけのフラッシュカードくらいではさすがにアドバンテージは少なくなっています。しかし、実はそのアドバンテージは地下に潜り込んで見えなくなるだけで、将来の高校受験や大学受験にわたって再び湧水のようにわきあがり影響を及ぼします。

◎「連続逆上がり」

いわゆる、後方支持回転。余裕とまではいかないが8回までできる。鉄棒は「足かけ上がり」や「足かけ回り」までは保育園のうちにさせたかった。

◎「自転車」

ただ、安全な公園で運転できるというものではなく、公道を安全に車や信号、自転車との擦れ違いに注意しながら運転できるレベル。小学校にはいると、低学年のあいだは一人で乗ることができなくなるので、入学前にたくさん乗せてました。子どもを事故の危険から遠ざけたいのであれば、自転車に乗らせないではなく、しっかり自転車に乗れるようにすることが大事なのだと思います。低学年のあいだに自転車に乗らなかったら、高学年以降で運転の下手糞な子に育ってしまうと思います。危険だからって遠ざけるのは臭いものに蓋をするようでなんか嫌です。

長女で培った教育方法は修正されて次女へ

以上で挙げたものは小学校に入学してからも継続して練習していこうと考えています。やはり、長女は初めての子育てなので、幼児期の子どもにどのような教え方をしたらいいのか、どれくらいの時間をかければいいのか、と試行錯誤しました。そのなかでも特に気を使ったのが、嫌いにさせないというものです。厳しく怒りながら教えると成長を促すどころか、成長を阻害し、運動や勉強そのものが嫌いになってしまいます。今だけで済めばいいですが、それは後々、将来にわたって何事に対しても苦手意識がでてしまうという悪い影響を及ぼしてしまいます。長女の早期教育で悪戦苦闘して得られた経験は、次女の早期教育で軌道修正されることとなるでしょう。「あのときは、もっとこうしとけば良かったなぁ~」というような後悔は次女のときにはしたくないからですね。しかし、徐々にその足音は聞こえています。現に、ドッツカードが失敗に終わった長女のときと同じ道を歩もうとしている私がいるのです。

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