小学校生活にストレスを感じているのか
今日の夕方に、長女VSパパとママで言い争いになった。最近は、はな(長女)の気が立っていて、そのシチュエーションで口論になることがよくあります。おそらく、楽しすぎた保育園生活から小学校になってしまったという現実が、まだ受け止めきれないでいるようなのです。そして、そのストレスがフローして瞬きのチックになったり、怒りっぽくなっているのだと思われます。その証拠に、ひと月前に「はなね、校庭をずーっと見てたら、保育園のことを思い出して泣いてしまった」という言葉がこぼれてきました。つい先週も玄関の出窓のところにうずくまって、しばらく外の様子を眺めていたかと思えば、しくしく泣き出して「保育園がいー、保育園がいー」とママに抱きついていました。「小学校で嫌なことがあったと?」って聞くと、そうではないそうです。小学校も友達がたくさんできて、楽しいのは楽しいみたいなんだけど、相対的に保育園が楽しすぎたらしいのです。うちの保育園はどんだけのことをしてくれたんだ!って思います。
昭和と違う!小学生は余裕がなくなったのか?
話しを聞くと、今の小学校は、私が小学校の頃に比べて自由な時間が少なくなっているような気がします。第一、宿題の量が違う。私が小学校のころは宿題なんてほとんどなかったです。でも今は、字の練習や計算のプリントに、国語の教科書の音読に計算カードまであります。休み時間も、本当に自由に遊べる時間は少なそうです。6/12から読書がんばりカードなるものが配られて、学校でも家でもたくさん本を読んでいます。いや、読まさせられているのかな?1冊読んだら、そのカードに○を付けるらしく、すでに91冊読んでいます。私が学童期だったころに比べて、今の子たちは時間に余裕がないのかな?それは、完全週休2日制になって、私たちの頃に比べてカリキュラムがギュウギュウ詰めになったからなのかもしれません。私が小1の頃は土曜日は3時間目までありました。
口論で苦戦を強いられるパパとママ
そして、今日の喧嘩の発端なのですが、はなが昨夜から家にみたてて遊んでいた玩具や椅子などを、学校に行っているあいだに遥(2歳次女)に壊されてしまったからです。それをパパとママが庇うものだから、はなVSパパママの口論になったのです。とにかく、言葉がたちます。彼女の意見はもっともで、語彙も豊富なうえに論理的にも矛盾がありません。パパママ連合も本気に言葉を選ばないと負けそうなくらいで苦戦しています。日本では「屁理屈を言う子」って思われそうですがドイツだったら「論理的に意見を言えたね」って褒められるかもしれません。絵本の読み聞かせや、最近たくさん本を読んでいるからかなって思います。
楽しいはずの一年生、ドッキドキドン一年生
しかし、入学するまえに比べて、文を書くことや読書、計算をする機会が増えたのは、うれしいことであり、小学校のおかげなのですが、なにか複雑な気持ちです。はたしてそれでいいのか。小学校1年生のときは、私が小さかった頃のように、もっと学校でのびのびと自由に遊ばないといけないのではないかと思いました。それが、序文で述べたように、はなのストレスの一因になっているのかもしれません。私は、はなが小学校にあがるまえにこう話したことがあります。「小学校は楽しいよ~、保育園よりももっと楽しいよ~」って。それは嘘でもなんでもなく、私が小さい頃にそうだったからです。でもそれは、はなにとっては嘘になってしまいました。まぁ、まだ3ヵ月しか経っていないのでこれからどんどん楽しくなっていくと願いたいものですが、私の頃とは時代が違いますからね。さてどうなることでしょう。